何が答えだか知らないけれど、前に進んじまえばみんな同じ迷走暴走逆走上等kirihitoのBlog
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友達とメッセで話していたら書きたくなったのでなんとなく書いてみた。
稚拙な文章ですが、投稿。
何年ぶりに書いたんだろうね。
元ネタわかったら多分通ですよと。
稚拙な文章ですが、投稿。
何年ぶりに書いたんだろうね。
元ネタわかったら多分通ですよと。
『ナインボール』
かつて、最強の名を誇っていた機体があった。
並み居るランカーを退け、名声をほしいままに戦場を駆る赤い機体。
幾度となく俺の前に立ちはだかり、そのたびに刃を交えた。
己の限界を超えてなお届かぬ強さ。
何度死を覚悟しただろうか。
あいつは、強い。
本物の強さを持っていた。
それが、もう物言わぬ鉄塊となって俺の後ろで斃れている。
静かに黒煙を上げ、朽ちた鉄屑となった赤い機体。
最強を倒したという実感の湧かぬまま、俺は進む。
何故だか俺を『イレギュラー』と呼んでいたあいつの亡骸を背にし、通路の先にあるエレベータに乗った。
暗い。
何も見えぬ漆黒の闇。
どれくらいたったのだろう。
エレベータで下り始めてから延々と続く闇の中。
いつ下に着くのだろう。
この闇の先に何が待っているのだろう。
光無き闇は不安を煽り。無言の重圧で押しつぶそうとする。
深淵の闇。
暗闇が何もかも覆い尽くす。
そんな闇の中で静かに動き始める何か。
ソイツは、待っていた。
「修正プログラム最終レベル」
いつから待っていたのか、永い間待ち続けていた。
「全システムチェック終了」
ココに来るモノを。
最後という舞台に相応しい相手を。
自分が戦うにふさわしい相手を
「戦闘モード起動」
ついに、時は来た。
この身を繋がれた鎖がはずれるときを。
待ち焦がれていた。
「ターゲット確認」
さあ、はじめよう。
修正の時間だ。
「排除開始」
相手をしてやる、イレギュラァァァアァァアァァァ!!!!!
唐突な浮遊感を感じた瞬間、足場はくだけ散った。
闇の中に投げ出される。
とはいえオートバランサーのおかげでバランスが崩れることなく着地でき、安定感のある地面を感じられやっと終点に着いたらしいと一息いれられた。
束の間、空を裂く閃光がすぐ脇を走る。
空気が震えている。
静かに、けれど力強い。
何かがある。
直感的に後方へ跳んだ。
瞬間、光弾が俺のもといた場所へ炸裂する。
何かが来た。
それもとてつもなく危険な何かが。
間髪いれず、また跳んだ。
今度は閃光の出発地点へと銃弾をありったけ叩き込みながらだ。
大気を割る重低音のモーター音。3発に1発の閃光弾が銃弾の軌跡を鮮やかにえがく。
闇に吸い込まれるよう消えていく閃光の軌跡。
手応えは、あったのか。
否。
ありったけ叩き込んだの弾丸をはじき飛ばし、闇を切り裂き突っ込んでくる赤い影。
あいつはなんなんだ?
かつての最強と似て…いる?
違う。
似ているがどこかが決定的に違う。
肩の辺りにあるユニットのブースターの輝きがが闇を舞う天使の翼のようにも見える。
俺の銃弾を避け近づくその姿は、翼はためかせる識天使のように威厳に満ちていた。
あいつと同じただの戦闘機械でありながら、圧倒的なまでの存在感を放ち近づいてくる。
近づかれてはいけない。
そう本能が、直感が、俺に囁く。
ありったけのブーストを吹かし、急速離脱する。
それでもなお喰いついてくる識天使。
追いすがる識天使の右手が煌く。
瞬間、光りの刃が間近に迫り来る。
すんでのところで直撃は避けられたが、かすっただけで装甲が弾け跳んだ。
なんて威力だ。
ゾクゾクする緊張感。
無言で迫り来る赤き識天使。
光弾が雨あられのように降ってくる。
同時に、まっ暗闇の視界が警告のアラートで真っ赤になるくらい飛んでくるミサイルの雨。
爆風が機体を煽る。
閃光が機体を撫でる。
さっきのお返しとばかりに降り注ぐ銃弾の嵐。
本当の地獄はここだったんだな。
すべての攻撃が直撃した瞬間、俺は何も残さず丸ごと蒸発してしまう。
最強の似姿をした識天使。
圧倒的過ぎる。
ついさっきの死闘がおままごとみたいに感じてしまうよ。
やれやれ。
正攻法でやってちゃあ勝てやしない。
マニュアルどおりのダンスじゃすっ転んじまうよ。
正攻法にゃあ奇策でいってみますか。
正上位じゃ誰もイケやしないんだよ。
なんてたって、俺は『イレギュラー』ですから。
俺と識天使は向き合う。
ほんのひと時だけ。
この一瞬だけ。
嵐のやんだその瞬間。
第2幕が幕を開ける。
さあ、はじめよう。
ダンスの時間だ。
教えてやるよ。
本当のダンスをてぇのをな。
********************************
大半記憶だけで書きました。
あの時の俺は何を思ってたんだろうなと、思いながら。
だいたい90分くらいで勢いのまま書いてみました。
なので誤字脱字や意味不明な箇所たくさんあると思います。
書いたらすっきり。
後で読見直して赤面上等。
そんなキリヒトでした。
かつて、最強の名を誇っていた機体があった。
並み居るランカーを退け、名声をほしいままに戦場を駆る赤い機体。
幾度となく俺の前に立ちはだかり、そのたびに刃を交えた。
己の限界を超えてなお届かぬ強さ。
何度死を覚悟しただろうか。
あいつは、強い。
本物の強さを持っていた。
それが、もう物言わぬ鉄塊となって俺の後ろで斃れている。
静かに黒煙を上げ、朽ちた鉄屑となった赤い機体。
最強を倒したという実感の湧かぬまま、俺は進む。
何故だか俺を『イレギュラー』と呼んでいたあいつの亡骸を背にし、通路の先にあるエレベータに乗った。
暗い。
何も見えぬ漆黒の闇。
どれくらいたったのだろう。
エレベータで下り始めてから延々と続く闇の中。
いつ下に着くのだろう。
この闇の先に何が待っているのだろう。
光無き闇は不安を煽り。無言の重圧で押しつぶそうとする。
深淵の闇。
暗闇が何もかも覆い尽くす。
そんな闇の中で静かに動き始める何か。
ソイツは、待っていた。
「修正プログラム最終レベル」
いつから待っていたのか、永い間待ち続けていた。
「全システムチェック終了」
ココに来るモノを。
最後という舞台に相応しい相手を。
自分が戦うにふさわしい相手を
「戦闘モード起動」
ついに、時は来た。
この身を繋がれた鎖がはずれるときを。
待ち焦がれていた。
「ターゲット確認」
さあ、はじめよう。
修正の時間だ。
「排除開始」
相手をしてやる、イレギュラァァァアァァアァァァ!!!!!
唐突な浮遊感を感じた瞬間、足場はくだけ散った。
闇の中に投げ出される。
とはいえオートバランサーのおかげでバランスが崩れることなく着地でき、安定感のある地面を感じられやっと終点に着いたらしいと一息いれられた。
束の間、空を裂く閃光がすぐ脇を走る。
空気が震えている。
静かに、けれど力強い。
何かがある。
直感的に後方へ跳んだ。
瞬間、光弾が俺のもといた場所へ炸裂する。
何かが来た。
それもとてつもなく危険な何かが。
間髪いれず、また跳んだ。
今度は閃光の出発地点へと銃弾をありったけ叩き込みながらだ。
大気を割る重低音のモーター音。3発に1発の閃光弾が銃弾の軌跡を鮮やかにえがく。
闇に吸い込まれるよう消えていく閃光の軌跡。
手応えは、あったのか。
否。
ありったけ叩き込んだの弾丸をはじき飛ばし、闇を切り裂き突っ込んでくる赤い影。
あいつはなんなんだ?
かつての最強と似て…いる?
違う。
似ているがどこかが決定的に違う。
肩の辺りにあるユニットのブースターの輝きがが闇を舞う天使の翼のようにも見える。
俺の銃弾を避け近づくその姿は、翼はためかせる識天使のように威厳に満ちていた。
あいつと同じただの戦闘機械でありながら、圧倒的なまでの存在感を放ち近づいてくる。
近づかれてはいけない。
そう本能が、直感が、俺に囁く。
ありったけのブーストを吹かし、急速離脱する。
それでもなお喰いついてくる識天使。
追いすがる識天使の右手が煌く。
瞬間、光りの刃が間近に迫り来る。
すんでのところで直撃は避けられたが、かすっただけで装甲が弾け跳んだ。
なんて威力だ。
ゾクゾクする緊張感。
無言で迫り来る赤き識天使。
光弾が雨あられのように降ってくる。
同時に、まっ暗闇の視界が警告のアラートで真っ赤になるくらい飛んでくるミサイルの雨。
爆風が機体を煽る。
閃光が機体を撫でる。
さっきのお返しとばかりに降り注ぐ銃弾の嵐。
本当の地獄はここだったんだな。
すべての攻撃が直撃した瞬間、俺は何も残さず丸ごと蒸発してしまう。
最強の似姿をした識天使。
圧倒的過ぎる。
ついさっきの死闘がおままごとみたいに感じてしまうよ。
やれやれ。
正攻法でやってちゃあ勝てやしない。
マニュアルどおりのダンスじゃすっ転んじまうよ。
正攻法にゃあ奇策でいってみますか。
正上位じゃ誰もイケやしないんだよ。
なんてたって、俺は『イレギュラー』ですから。
俺と識天使は向き合う。
ほんのひと時だけ。
この一瞬だけ。
嵐のやんだその瞬間。
第2幕が幕を開ける。
さあ、はじめよう。
ダンスの時間だ。
教えてやるよ。
本当のダンスをてぇのをな。
********************************
大半記憶だけで書きました。
あの時の俺は何を思ってたんだろうなと、思いながら。
だいたい90分くらいで勢いのまま書いてみました。
なので誤字脱字や意味不明な箇所たくさんあると思います。
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後で読見直して赤面上等。
そんなキリヒトでした。
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HN:
kirihito
性別:
男性
職業:
へたれ社会人
趣味:
お絵描き、モノ作り、おもちゃ集め、旅
自己紹介:
「ふらぐなんて ないさ
ふらぐなんて うそさ
ねぼけたひとが
かんちがいしたのさ
だけどちょっと
だけどちょっと
ぼくだって しんじたい
ふらぐなんて ないさ
ふらぐなんて うそさ」
フラグなんてしらない、でも夜明けを望むキリヒトです。
ふらぐなんて うそさ
ねぼけたひとが
かんちがいしたのさ
だけどちょっと
だけどちょっと
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ふらぐなんて うそさ」
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